コーチング・セッション方法、昨今は・・・

今週も様々なニュースがありましたが、私には
三遊亭圓楽師匠とアントニオ猪木氏の逝去が
残念なニュースでした。
どんな姿になろうとも、最後まで自分の信念を言葉にし、
生き様を晒す姿には心を打たれました。 
ご冥福をお祈りいたします。

さて今日は、コーチング・セッションの媒体について
お話ししてみたいと思います。

~~ コーチングのコミュニケーション手段は? ~~

媒体といっても、大袈裟なものではなく、
コーチング・セッションに使用されるコミュニケーションの
種類です。

端的に言えば、
会って話をする(リアル)か? 
お互いが遠隔で会話する(オンライン)か?
ですが、

オンラインでのコミュニケーション方法は、電話以外に
Zoom、Teams、Google Meet、等のリモート会議ツールや、
LINE、Slype、等々多彩です。

意外に思われるかもしれませんが、コーチングにおいて
特にビジネスコーチングでは、
セッションの多くが電話で行われています。

8年前に、最初にビジネスコーチングを受けた時、
私が抱いていたイメージは、
お互いにソファなどにゆったりと腰かけて、
リラックスした雰囲気で行われる様な・・・・。

しかし、実際には全て電話でした。

そして計10回のセッションでのコーチとの会話を通じて、
コーチングは、セラピーとかカウンセリングとは異なり、
電話だけでも十分機能すること体験をしました。

その後、コーチングを学んだコーチ養成機関である
コーチ・エイでも、受講クラスは約10名の受講者が
参加する電話会議でしたが、学ぶ場として、
なんら支障はありませんでした。

~~ 音声コミュニケーションが有効な理由 ~~

もちろん、コーチングのテーマによっては、
電話だけではなく、面談が不可欠なものもあるでしょう。

例えば、現場を見たい「お片付けコーチ」や、
クライアントの顔色を観察したい「若返りコーチ」などは、
電話だけでコーチング・セッションを済ませるのは
難しいと思いますし、

NLP(神経言語プログラミング)を取り入れた
コーチングを実践するには、リアルで面談して
セッションを進める方が効果的だと考えます。

しかし、これだけ電話、音声のみによるコミュニケーションが
受け入れられてきた背景には、

  • 声だけのコミュニケーションの方が会話に集中できる。
    (若い頃の長電話を思い出します)
  • 視覚からの刺激に自分が描くイメージが邪魔されない。
    (ラジオドラマの方がワクワクするケースがありますね)
  • 見られていない安心感から、ゆっくり考えて質問に回答できる
    (面談だと感じてしまうプレッシャーが無い)
  • プライバシーの露出が少なくて済む。
    (容姿、服装、持ち物など見られたくないクライアントは
    いらっしゃいます)
  • 時間、場所の制約が無くコーチング・セッションを受けられる。
    (コーチングの普及で先を行く米国では顕著だったと想像できます)

という理由があると思います。

それに従って、コーチ養成機関も、
実際のコーチング・セッションに不可欠な、会話の間、
音声コミュニケーションの感覚、声のトーンへの注意力、
等が磨かれることを意図して電話会議を用いてきたのでしょう。

実際、今の私のクライアントの約7割が音声のみでの
コーチングを望まれ、その方法で行っています。
電話使用はゼロですが、LINEの音声、
Zoomのビデオ無し、そして少数派ですが、Slype
が主な手段となっています。

また、普段はZoom利用でお互いの顔が見えていても、
「今日は音声だけで会話したい」というリクエストを受けて
カメラを切ることも時々生じます。

~~ 変わりつつあるコーチング・コミュニケーション方法 ~~

それほど、「音声のみ」のコミュニケーションは
コーチング・セッションの手段として多数派でしたが、
新型コロナの影響で、セッションの手段は劇的に
変化したと思います。

「タブレットやPCの画面に映し出された
遠隔地にいる相手と会話する
(それが一人でも複数でも)」

という行為が、特別なことでなくなったからでしょう。

確かに、リアル面談と、オンライン面談では、
コミュニケーションの質が異なります。

研究によると、両者では脳内で反応する部位も
異なるそうです。

だからと言って、コーチング・セッションにおいて
オンラインが不適切だとは限りません。

コーチングを仕事にしている、プロコーチは、
かつて面談と電話のコミュニケーションの良い点を
活かしてセッションに臨んだ様に、

オンライン面談、ウェブ会話、という新たに登場した
コミュニケーションにおいても、確実に効果を上げる
コーチング技術を日々磨いているからです。

今後も、コーチング・セッションの手段は、
テーマや、クライアントの要望によって、

  • リアル会話(会って面談)
  • オンライン会話(映像+音声)
  • オンライン会話(音声のみ)

によって進められていくことでしょう。

いずれにしても、
コーチングの価値が最大限発揮されるよう、
最適な手段でセッションを進めていこうと思います。

今日のお話はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございます。

株式会社ドリームパイプライン 代表取締役   1980年、新卒で日本NCR株式会社にてキャリアをスタートし、以来一貫して外資系IT企業に勤務。   営業、営業企画、マーケティング、製品開発、製品管理、市場開発、米国本社勤務、事業部長、等の領域でマネジメント職を経験。   2001年、日本NCRを退職後、米国、ドイツ等を本社とする大手IT企業数社の日本法人にて要職を歴任。    2013年より、組織の人材育成、組織活性化のためにコーチングを学び始め、プロフェッショナルコーチ認定資格を取得。修得したコーチングスキルを多様な価値観が求められる外資系IT企業におけるマネジメントに活用しながら(社)日本スポーツコーチング協会の認定コーチとして、高校、大学のスポーツ指導者へのコーチング活動を実施。   2015年から、米国のスタートアップ企業の2社の日本代表を歴任し2021年12月退任。人材育成支援を目的とし、株式会社ドリームパイプライン設立。 著書 『ニッポンIT株式会社』   https://www.amazon.co.jp/dp/B09SGXYHQ5/    Amazon Kindle本 3部門で売上一位獲得    「実践経営・リーダーシップ」部門、「ビジネスコミュニケーション」部門、「職場文化」部門

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