「自分探し」も悪くない。 コーチングのテーマは様々

師走並みの寒さに見舞われたかと思えば、
夏に逆戻りの日もあったり、とにかく経験したことの無い
寒暖差に驚いた一週間でした。

皆さま、くれぐれも体調を崩されぬようご自愛ください。

さて今日は、コーチングのテーマについて、
私の体験から、少しお話をしてみたいと思います。
コーチングを受けることにご興味のある方々にとって、
御参考になれば幸いです。

~~ 最初から目標やゴールは不可欠なのか? ~~

前々回のブログで触れましたが、コーチングの
類型は様々です。

キャリア、起業、リーダーシップ、チーム形成、
コミュニケーション、等々、ビジネス系のテーマを中心に、
自己の成長や、ゴールに向けてのモチベーションや
エネルギーを維持、向上することを扱うもの。

あるいは、ダイエット、健康維持、婚活、子育て、
蓄財プラン、副業、等々、特定のテーマに絞って、
もう少し上手くやりたい、リスクが少ない方法を考えたい、
成功への道筋を見出したい、という要望に応じて、
コーチの経験や専門的知識をアドバイスとして活用するものも
コーチングです。

コーチングのプロセスは異なるかもしれませんが、
これらに共通するのは、
「自分はこうなりない」と、クライアントが理想を持っている点です。
つまり、目標、ゴール、成功イメージですね。

ところが、実際のコーチングを受ける動機には、
自分のゴールや目標、取組むべき課題、理想などが
明確になっているケースは
少なくとも私の経験では半分程度。

あとの半分は、
「何かゴールを探したい」
「人生の目標を見出したい」
「具体的に表現できないが、
このままでいいのか?という漠たる不安」
「今、自分が取組むべきことは何だろう?」

という、漠然とした会話で
オリエンテーション(コーチングの準備ミーティング)が
始まります。

~~ 「自分探し」・・・いいじゃないですか ~~

「自分探し」と呼ぶと、少々青臭いネガティブな
イメージも付きまといますが、いま年齢性別を超えて
「自分探し=自分に向き合ってみたい」と
考え、コーチングを求めてくる人は少なくありません。

孔子様は「40にして迷わず」と説かれ、
人は40歳過ぎれば、人生を達観し、価値を究め、
分別わかる人になっていることが当然とされました。

論語ではさらに「50にして天命を知る」と続きますが、
自分の人生を振り返れば、40歳からが迷いの連続でした(笑)

隔世の感を覚えるのは、寿命の長短だけが原因では
なさそうです。

SNSを通じて、身近な人であれ他人であれ、
その生き方や生活ぶりを見聞きしますし、
成功談や失敗談の様々な人生ドラマが、
ニュースとして、ストーリーとして、飛び込んできます。

自分が発した考えに、良くも悪くも、コメントという
形で「評価」がついたりします。

それに加えて、進む道の選択肢も星の数ほど
目の前に現れます。

自分はどう生きていこうか?
どの道を進もうか?
と考える時、嫌がうえにも、

他人と比較したり
成功、失敗例を参照してみたり、
他人からの評価を気にしたり、
様々な選択肢に心を奪われたり、

という気持ちが頭をもたげるのも無理からぬことです。

そして、その思いが
「いったい自分は何をしたいのか?」
「自分はどうありたいのか?」
という考えに到達する上での
妨げになっていくのでしょう。

この妨げになっている思考を取り除きたくて、
コーチングを受ける方々が多いのではないか?
というのが私の実感です。

「自分探し」
大いに結構だと思います。

~~ コーチング・セッションでわかってくること ~~

私のコーチングでは、こうしたテーマに向き合うクライアントには、
とにかく、
漠然としててもいいから、
散漫でもいいから、
確実ではなくてもいいから、

「いったい自分は何をしたいのか?」
ご自身の思いを言語化してみてもらうことから始めます。

もちろんコーチングは、セラピー、ヒーリング、
メンタルコーチ、等とは異なる対人支援行為ですし、
精神的なものを扱う医療行為でないことは申し上げる
までもありません。

コーチングセッションでは、「承認」、「傾聴」、という
コーチング技術を使いながら、
クライアントが言葉にしたものについて、「質問」をしていきます。

ここで文章によってコーチングを再現することはしませんが、
質問に回答していくクライアントの皆さんは、

  • 自分が大切にしている「価値」について考えるようになった。
  • 考えに対して具体性が増した。
  • 未来の視点から今の自分を眺めてみた。
  • 優先度がわかってきた。
  • 時間軸に目が行くようになった。
  • 現状とのギャップが見えてきた。
  • 制約について、大きい小さいが見えてきた。
  • 使えるリソース(資源、人脈、仲間、など)が見えてきた。
  • 理想のイメージ(ビジョン)が見えてきた。

など、モヤモヤ感から一歩抜け出す効果を体験されています。

「この歳になって自分探しか~」などと自嘲することなく、
コーチングセッション、一度受けてみてはいかがでしょう?

今日のお話はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございます。

株式会社ドリームパイプライン 代表取締役   1980年、新卒で日本NCR株式会社にてキャリアをスタートし、以来一貫して外資系IT企業に勤務。   営業、営業企画、マーケティング、製品開発、製品管理、市場開発、米国本社勤務、事業部長、等の領域でマネジメント職を経験。   2001年、日本NCRを退職後、米国、ドイツ等を本社とする大手IT企業数社の日本法人にて要職を歴任。    2013年より、組織の人材育成、組織活性化のためにコーチングを学び始め、プロフェッショナルコーチ認定資格を取得。修得したコーチングスキルを多様な価値観が求められる外資系IT企業におけるマネジメントに活用しながら(社)日本スポーツコーチング協会の認定コーチとして、高校、大学のスポーツ指導者へのコーチング活動を実施。   2015年から、米国のスタートアップ企業の2社の日本代表を歴任し2021年12月退任。人材育成支援を目的とし、株式会社ドリームパイプライン設立。 著書 『ニッポンIT株式会社』   https://www.amazon.co.jp/dp/B09SGXYHQ5/    Amazon Kindle本 3部門で売上一位獲得    「実践経営・リーダーシップ」部門、「ビジネスコミュニケーション」部門、「職場文化」部門

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