エネルギーマネジメントとしてのタイムマネジメント(3)

ワールドカップ、惜しかったですね。
しかし、先日帰国した森保監督はじめ、日本代表のインタビューに
感動しました。

日本人の誇りと勇気、Jリーグ開幕から30周年を迎える
日本サッカーの成長を、皆が胸を張って言葉にしていたからです。

今年8月26日のブログ「自己肯定感と共に世界へ!」
で日本人の自己肯定感について記しましたが、
今回の日本代表の言葉には、かつての日本人の自己卑下は
微塵も見られません。素晴らしいことです!

さて、今日はエネルギーマネジメントとしてのタイムマネジメントの
第3回目。 まとめに入ります。

~~ タイムマネジメントとは、行動と事柄の管理 ~~

これまでの2回で、エネルギーマネジメント視点での
タイムマネジメントについて説明してまいりました。

やるべきことを列記して、こなしていかねば!
そのために、時間を有効に使わねば!
、、、という、Have to 視点に囚われるよりも、

自分のやりたいことは何なのか?
というWant to の視点で、事柄に優先順位をつけ、
自らの行動を考えてみることが、
エネルギーマネジメントにおいては大切です。

これから試しにWant to視点での行動を考えてみましょう。

先ずひとつ、これから楽しみにしている事柄(イベント)を
日時と共に頭に描いてみてください。

例えばそれが一週間後だとしましょう。
その日時に向けて、今日取組みたいこと、
考えておきたいことは何でしょう?

  • そのイベントが出来れば、どんな良い事がありますか?
  • そのイベントをするためにどのくらい時間がかかりますか?
  • そのイベントの実現を邪魔するもの(別の予定)何ですか?
  • それに対してどの様に対処しておきますか?

そしてそのイベントと共に「取組み」や「対応」も含め
スケジュール表をブロック(日時の押さえ)しておきます。

こうして考えていくと、やりたいこと(Want to)の領域に
対してモチベーションやエネルギーを維持していくことが
できます。

そして、
Want toの事柄でスケジュールをブロックする」ことが
習慣化されると、結果としてファウンデーションを高める
結果に繋がります。

ちなみに、私のスケジュール表のWant toの事柄は、
来年2023年の9月まで入っています。

もちろん、優先度の高い仕事や Have to の事柄が
重複する日時に入ってくることもあるでしょう。

もしそうなったら、交渉、相談、代替提案などを
進めながら、ベストの状況へ導いていく努力をするまでです。
Want toイベントの再スケジュールを余儀なくされるかも
しれません。

しかし、自分の時間を最初から他の人に明け渡して
待っている様なことはしたくないという思いから、
先にwant toの事柄でブロックをしているわけです。

~~ タイムマネジメント まとめ ~~

ファウンデーションを整える、というテーマから
このお話が始まりました。

クライアントも、そして時にはコーチ側も
ファウンデーションを整えておかないと、コーチングの
効果が発揮されにくいからです。

そして、コーチは、タイムマネジメントがテーマとなった場合、
主に以下様な点に注目してコーチングを進めています。

  • 時間そのものを管理することはできないということ。
    できることは、目的に向けて自分自身(態度、考え方、
    行動、すなわりエネルギー)をマネジすることです。
  • 優先順位をつける。
    重要だが緊急でない領域に着目しましょう。
  • 未完了を完了に導く。
    未完了はクライアントのエネルギーを削ぐ原因となります。
  • 環境を簡素化する。
    オフィスや家庭が散らかっているとストレスの原因となります。
  • 仕事を簡素化する心がけ。
    「他者に任せられるものは任す」「すぐに着手する」など、
    自分なりに仕事の基準やモットーを持っているか。
  • あきらめる事柄を決める。
    出来ること、出来ないことの選択をはっきりして、
    エネルギーを無駄にしない仕事や私生活を目指します。
  • 毎日、静かに考える時間をもつ。
    1日の計画を立てるときは、のんびりできる時間を設けます。
    時間をより豊かに感じ、目的に向けてより確かな行動を
    選択することを助けます。

時間やスケジュールに振り回されるのではなく、蓄えたエネルギーを
どの様に使っていくか? がタイムマネジメントの要諦とも言えます。

「未完了の完了」と「タイムマネジメント」によって、
ファンデーションを整えていきましょう。

今日のお話はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございます。

株式会社ドリームパイプライン 代表取締役   1980年、新卒で日本NCR株式会社にてキャリアをスタートし、以来一貫して外資系IT企業に勤務。   営業、営業企画、マーケティング、製品開発、製品管理、市場開発、米国本社勤務、事業部長、等の領域でマネジメント職を経験。   2001年、日本NCRを退職後、米国、ドイツ等を本社とする大手IT企業数社の日本法人にて要職を歴任。    2013年より、組織の人材育成、組織活性化のためにコーチングを学び始め、プロフェッショナルコーチ認定資格を取得。修得したコーチングスキルを多様な価値観が求められる外資系IT企業におけるマネジメントに活用しながら(社)日本スポーツコーチング協会の認定コーチとして、高校、大学のスポーツ指導者へのコーチング活動を実施。   2015年から、米国のスタートアップ企業の2社の日本代表を歴任し2021年12月退任。人材育成支援を目的とし、株式会社ドリームパイプライン設立。 著書 『ニッポンIT株式会社』   https://www.amazon.co.jp/dp/B09SGXYHQ5/    Amazon Kindle本 3部門で売上一位獲得    「実践経営・リーダーシップ」部門、「ビジネスコミュニケーション」部門、「職場文化」部門

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