エネルギーマネジメントとしてのタイムマネジメント(2)

ワールドカップ、運命のスペイン戦!
ニッポンやりましたね!
朝4時前に起きて応援した甲斐がありました。

先週の繰り返しコメントになりますが、
「可能性がある限り、全力チャレンジすることの大切さ」
を教えてくれました。

さぁ、決勝トーナメント! 熱い応援を続けていきましょう!!


さて、今日は前回に続き、
エネルギーマネジメントとしてのタイムマネジメントについての
お話です。

~~ 優先順位を考える ~~

エネルギーマネジメントを目的とするタイムマネジメントは、
「Have to」よりも、「Want to」やりたいことに着目することが大切、
というお話しをしてきました。

Want to(やりたいこと)を明確にしたら、
その「目的⇒ 何故それに取組むのか?」と
「目標⇒ 具体的にどの程度まで実現するか?」に
目を向けます。

すると、「何から着手するのか?」
「何を後回しにするのか?」と、
優先順位(プライオリティ)を考えることが
不可欠になってきます。

~~ 優先順位を考える2つの軸 ~~

優先順位を考える上で、昔から言われている
2つの軸があります。
それは、「重要度」と「緊急度」です。

四角形をタテヨコ2つの線で十字に切り、4等分した図を
イメージしてみてください。

そして、タテの線は、下から上に向かって重要度の矢印、
ヨコの線は、左から右へ向かって緊急度の矢印とします。
そうすると、上下左右の4つの象限は、次の様な領域となります。

  • 左上(Aゾーンとします)⇒ 重要だが、緊急ではない事柄
  • 右上(Bゾーンとします)⇒ 重要度も緊急度も高い事柄
  • 右下(Cゾーンとします)⇒ 重要ではないが緊急な事柄
  • 左下(Dゾーンとします)⇒ 重要度も緊急度も低い事柄

こんな図がイメージできると思います。
重要度と緊急度の尺度は、各自(組織を含む)
の判断と行動方針に依ります。

人は重要かつ緊急なこと、すなわちBゾーンの事柄への
注目度と優先順位が高くなりますが、
実はこの領域はエネルギーマネジメントとしての
タイムマネジメントにはあまり関係しません。
そして、コーチングのテーマとしては不適当な事柄と
言われています。

何故なら、このBの領域に入る事柄は
「放っておいてもやる」
have to のメーターが振り切れているような」
ものばかりだからです。

コーチングで扱うのは、Aゾーンです。

  • 重要なのに、
  • だから、やりたいことなのに、
  • だから、やった方がいいと思っているのに、

緊急性がないゆえに、なかなか手がつけられません。
行動が起こされません。

そうして放置している間に、
ジワジワと緊急度が増し、ある日突然
難易度の高い課題、問題となって
眼の前に現れたりします。
パニックになることもあるでしょう。

あるいは、重要なことなのに、
雑に扱われたり、永遠に手がつけられない
こともあります。

そうした、エネルギーを無駄遣いするような事態を
避けるために、Aゾーンの事柄に注目し、
目的、目標を明確にして取組んでいくことが
大切です。

~~ Dゾーンも大切です ~~

優先順位でDゾーンに入った事柄も
エネルギーマネジメントの考え方によっては
大切と思えることもあります。

例えば、「Netflix で海外ドラマの続きを観る」
という行動は、客観的に見れば、
明らかに重要度も緊急度も低いDゾーンのものです。
どうでもよいものです。

しかし、考え方によっては
ストレスまみれになった頭を休める働き
してくれています。

また、開催中のFIFAワールドカップも、
「元気をもらう」 「チャレンジ精神に共感する」
という、スポーツ特有の力を持っています。

タイムマネジメントの中に、こうした時間を意図的に
組込んでいくことは有効だと考えます。

BゾーンやAゾーンだけが大事というわけでは
ないのですから。

そう考えると、タイムマネジメントとは、
時間の管理ではなく、行動の管理、事柄の管理、
と言えます。

そうした観点でのタイムマネジメントについて、
次回、引き続きお話しをしてまいります。

今日のお話はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございます。

株式会社ドリームパイプライン 代表取締役   1980年、新卒で日本NCR株式会社にてキャリアをスタートし、以来一貫して外資系IT企業に勤務。   営業、営業企画、マーケティング、製品開発、製品管理、市場開発、米国本社勤務、事業部長、等の領域でマネジメント職を経験。   2001年、日本NCRを退職後、米国、ドイツ等を本社とする大手IT企業数社の日本法人にて要職を歴任。    2013年より、組織の人材育成、組織活性化のためにコーチングを学び始め、プロフェッショナルコーチ認定資格を取得。修得したコーチングスキルを多様な価値観が求められる外資系IT企業におけるマネジメントに活用しながら(社)日本スポーツコーチング協会の認定コーチとして、高校、大学のスポーツ指導者へのコーチング活動を実施。   2015年から、米国のスタートアップ企業の2社の日本代表を歴任し2021年12月退任。人材育成支援を目的とし、株式会社ドリームパイプライン設立。 著書 『ニッポンIT株式会社』   https://www.amazon.co.jp/dp/B09SGXYHQ5/    Amazon Kindle本 3部門で売上一位獲得    「実践経営・リーダーシップ」部門、「ビジネスコミュニケーション」部門、「職場文化」部門

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