さらに使える「リフレーミング」テクニック

台風14号、凄まじかったですね。
被害にあわれた地域の皆さまには、
心よりお見舞い申し上げます。

今回のテーマは、
前回お話した「リフレーミング」の応用編です。

~~ リフレーミングが作る「価値の架け橋」 ~~

前号で、リフレーミングとは、
クライアントの視点を変えるために、
あるイメージや体験の枠組みを新しくしたり、
変えたりすること、
とご説明しました。

リフレーミングで異なる視点を持つことで、
制約や、限界、思い込みから解放される
効果があります。

今日、ご紹介するのは別の効果、
「価値の架け橋」と言われるものです。

これはクライアントの中に、相反する
価値や信条が存在して、葛藤を生み
だしている場合に有効です。

例えば、スポーツ指導者が、
「選手の成長を強く望んでいる」
のだが、
「安全なトレーニングを心がけたい」
(怪我や故障をさせたくない)
ことも信条としており、葛藤を感じる
という様なケース。

リフレーミングしてみましょう。
「成長を望む」
⇒可能性や選択肢を広げること
「安全なトレーニング」
⇒ひとつのことに集中し過ぎない

こうして、一見相反する様な
信条を言い換えて(リフレーミングして
みると、この2つは結構共通部分が
見いだせることがわかります。

これが「価値の架け橋」と呼ばれる
リフレーミングの効果です。

この時点で、これは「葛藤」ではなく
「何かやり方はありそうだ」という
前向きな探求的思考となる
でしょう。

~~ エネルギーロスを取り除くのもコーチングの効果 ~~

「葛藤」を感じた時、人は
「難しいんだよね」とか「悩みどころだな」
とか、自分に話かけてしまい、そこで思考停止や
思考エネルギーが低下することがよくあります。

上述の「価値の架け橋」をつくってやることで、
新たなアイデアや行動へのエネルギーが
生まれることがよくあります。

コーチは、クライアントがゴールに向かう
道程の伴走者です。

葛藤という負の感情で、エネルギーロスが
生じないように、これを取り除くことも
大きな役割ですね。

リフレーミングというテクニックを
こんな状況でも使うことがある、という
事例のご紹介でした。

今日のお話はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございます。

株式会社ドリームパイプライン 代表取締役   1980年、新卒で日本NCR株式会社にてキャリアをスタートし、以来一貫して外資系IT企業に勤務。   営業、営業企画、マーケティング、製品開発、製品管理、市場開発、米国本社勤務、事業部長、等の領域でマネジメント職を経験。   2001年、日本NCRを退職後、米国、ドイツ等を本社とする大手IT企業数社の日本法人にて要職を歴任。    2013年より、組織の人材育成、組織活性化のためにコーチングを学び始め、プロフェッショナルコーチ認定資格を取得。修得したコーチングスキルを多様な価値観が求められる外資系IT企業におけるマネジメントに活用しながら(社)日本スポーツコーチング協会の認定コーチとして、高校、大学のスポーツ指導者へのコーチング活動を実施。   2015年から、米国のスタートアップ企業の2社の日本代表を歴任し2021年12月退任。人材育成支援を目的とし、株式会社ドリームパイプライン設立。 著書 『ニッポンIT株式会社』   https://www.amazon.co.jp/dp/B09SGXYHQ5/    Amazon Kindle本 3部門で売上一位獲得    「実践経営・リーダーシップ」部門、「ビジネスコミュニケーション」部門、「職場文化」部門

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