さらに使える「リフレーミング」テクニック
台風14号、凄まじかったですね。
被害にあわれた地域の皆さまには、
心よりお見舞い申し上げます。
今回のテーマは、
前回お話した「リフレーミング」の応用編です。
~~ リフレーミングが作る「価値の架け橋」 ~~
前号で、リフレーミングとは、
クライアントの視点を変えるために、
あるイメージや体験の枠組みを新しくしたり、
変えたりすること、
とご説明しました。
リフレーミングで異なる視点を持つことで、
制約や、限界、思い込みから解放される
効果があります。
今日、ご紹介するのは別の効果、
「価値の架け橋」と言われるものです。
これはクライアントの中に、相反する
価値や信条が存在して、葛藤を生み
だしている場合に有効です。
例えば、スポーツ指導者が、
「選手の成長を強く望んでいる」
のだが、
「安全なトレーニングを心がけたい」
(怪我や故障をさせたくない)
ことも信条としており、葛藤を感じる
という様なケース。
リフレーミングしてみましょう。
「成長を望む」
⇒可能性や選択肢を広げること
「安全なトレーニング」
⇒ひとつのことに集中し過ぎない
こうして、一見相反する様な
信条を言い換えて(リフレーミングして
みると、この2つは結構共通部分が
見いだせることがわかります。
これが「価値の架け橋」と呼ばれる
リフレーミングの効果です。
この時点で、これは「葛藤」ではなく
「何かやり方はありそうだ」という
前向きな探求的思考となるでしょう。
~~ エネルギーロスを取り除くのもコーチングの効果 ~~
「葛藤」を感じた時、人は
「難しいんだよね」とか「悩みどころだな」
とか、自分に話かけてしまい、そこで思考停止や
思考エネルギーが低下することがよくあります。
上述の「価値の架け橋」をつくってやることで、
新たなアイデアや行動へのエネルギーが
生まれることがよくあります。
コーチは、クライアントがゴールに向かう
道程の伴走者です。
葛藤という負の感情で、エネルギーロスが
生じないように、これを取り除くことも
大きな役割ですね。
リフレーミングというテクニックを
こんな状況でも使うことがある、という
事例のご紹介でした。
今日のお話はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございます。