なぜ、新任リーダーにコーチングが有効なのか?
驚くほどの陽気ですねぇ~。
東京はゴールデンウィーク並みの気温とのこと。
桜の開花も来週と予測され、今年はコロナ禍前の様な
賑やかな花見ができることを楽しみにしてます。
さて、前回お話ししたように、今回からコーチングの効用について、
ご紹介していこうと思います。
この1年間のブログのトピックスを振返ってみると、
昨年2月から10月ごろまでが、私の世界観や、
コーチングではどんなことをしているか?というお話。
いわば、コーチングに対して「What?」のお話が中心でした。
2022年11月から前回までのブログは、コーチングの主な技術に
ついてのご紹介。つまり、「How to」のお話でしたが、
今週からは、テーマは「Why?」です。
なぜ、コーチングが有効なのか?
なぜ、コーチングを受けるのか?
そしてなぜ?
あなたとって、職場リーダーにとって、企業後継者にとって、
起業家にとって、スポーツ指導者にとって、
コーチングが必要なのか? 効果があるのか?
Why Coaching?のお話をしていきたいと思います。
~~ 新任リーダー、管理職の気がかりと不安 ~~
4月は、進学、入学、新年度、新事業、新組織と、
人との間に新しい関係性が多く生まれる時期です。
そのため、クライアントさんから持ち出されるテーマには
人間関係、チーム運営や人のマネジメントに関するものが
増える傾向があります。
- 管理職としての異動で、新しい組織を任された。
- 昇格でリーダーとなり、初めて人のマネジメントをすることになった。
- 新入社員研修のリーダーに任命された。
- 異動で新たなチームメンバーが増えた。
など、環境や立場の変化がもたらす課題です。
「課題」というと大げさですが、不安や気がかりですね。
リーダーの役割を担う高揚感や期待感が高まる一方で、
人との関係性について様々な心配事が頭をもたげます。
特に、初めてリーダーの立場、人をマネジする役割に
就いた人にとっては、
- うまくチームをまとめていけるだろうか?
- メンバーは自分について来てくれるだろうか?
- 疎んじられたり、バカにされたりしないだろうか?
- 期待された成果が達成できるだろうか?
と、心配は尽きません。
~~ 新任リーダーにコーチングが有効な理由 ~~
上述の様な気がかりは、仕事に責任をもつ者に
とって当然意識されることなのですが、当事者固有の
視点や考えによって必要以上の不安を生じていることが
多い様に思います。
当事者固有の考えとは、自分自身について
「気づいている範囲」から生まれるもので、普段それは
比較的狭い範囲に限られています。
しかし、本人が「気づいていない部分」の方が圧倒的に
大きいのです。
気づいていないもの。忘れてしまったもの。それは、
ご自身が今までの人生で得て、大切にしてきた、
経験、知識、能力、技術、考え方、価値観、人脈、恩師、
等々、有効なもの、使えるもの(すなわちリソース)です。
沢山あるのに、それはまるで水面下の氷山の様に
隠れていることが多いのです。
先ずクライアントさんに、それらのリソースに気づいてもらい、
「どうありたいか」と「現状」の間に横たわる「ギャップ」に
対して自分のリソースを活用して、どの様に行動を
変えていくか? それを考えてもらうのがコーチングセッションです。
コーチの基本姿勢は、
「課題に向き合うことではなく、クライアントに向き合うこと」
であることは以前にご説明しました。
クライアントさんと一緒になって
「う~ん、なんか扱いが難しそうなチームですねぇ」
「どうしたら、良い関係性が築けますなねぇ」
と解決方法をアレコレ考えることはしない、ということです。
一緒になって考えても、課題解決に目を向けている以上、
堂々巡りです。
結果的にクライアントさんにとっての課題が解決されるのは、
コーチが一緒になって解決方法を考えたためではありません。
コーチングセッションを通じてクライアントさんの思考の枠が広がり、
- 「では、別のアイデアを試してみたらどうだろう?」
- 「こういう優先順位で考えた方がよいのでは?」
- 「次善の策はなんだろう?」
- 「これは仮説か?事実か?妄想か?」
- 「放置しておいてもよい問題はなんだろう?」
- 「これは今取り組むべき課題なのだろうか?」
- 「もう少し時間を費やすと、どんな影響があるだろう?」
- 「自分が部下だった時に、こんな経験があったな」
- 「昔の上司の〇〇さんだったら、どうしただろう?」
- 「客観的に今の自分を見ると、どう見えるだろう?」
- 「チーム内の協力者、他部門の協力者は誰がいるだろう?」
と・・・・、水面下の氷山の部分に隠されていた
リソース、考え方、などに及び、
さらに理想とする未来へのイマジネーションと
一緒に思考のるつぼでかき回されると、
自分のすべき行動が主体的に出てくるのです。
そして、
「なぜこれが自分にとって大切なのか?チームにとって大切なのか?」
という、
リーダーの考え方の核の様なものを発見されることがあります。
もちろん、このコーチングの効用は、新任マネージャーだけを
対象とするものではありませんが、特に新任マネージャー
の方々は、新しい組織、新しい人間関係、新しい目標、
の中で、大きなプレッシャーを覚え、水面上に出ている
氷山の上の部分に立って不安を覚え、水面下にある
豊富なリソースの上に自分が立っていることに気づかない
ことが多いように見受けられます。
現在提供しているコーチングでは、こうしたテーマは
数件の実例があり、クライアントさんがリソースに気づき、
行動に気づくことが、正味60分程度のセッションで導かれることが
少なくありません。ご興味のある方は、下記までお問い合わせください。
今日のお話はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
WBCは、侍ジャパンのは快勝で幕を開けました。
野球ファンの方々にとってはしばらく楽しみが続きますね。